PORTFOLIO

SUBARU/STI MOTORSPORT
  • RACES
    WRC
  • ROUND
    Rd.8
  • DATE
    1994.08.28
  • CIRCUIT
    Rally Finland
HIGHLIGHT
1994年第8戦1000湖ラリー(フィンランド)8月26日〜28日
「フルブーストを掛け猛追するも及ばず、カルロス・サインツは3位」

天下の分け目となった1000湖ラリーには、コリン・マクレー(英国)は欠場。

ディディエ・オリオールとユハ・カンクネンのトヨタ勢とのタイトル争いを演じている#2 カルロス・サインツ(スペイン)のみがエントリーすることとなった。

SS2で早くもトヨタのカンクネンがロールオーバーして後退すると、ここからはこのラリーにはフォードエスコートRSでスポット参戦した地元ドライバーであるトミ・マキネンがラリーリーダーとなった。

その背後ではサインツとオリオールによる熾烈な2位争いが展開された。
カルロス・サインツはレグ2でインプレッサのブースト圧を限界まで高めてフルプッシュ。重いムースタイヤを諦め、スタンダードタイヤをチョイスしてオリオールとの差を7秒まで詰めるが、レグ3ではオリオールに引き離されてしまい、3位で競技を終えた。

長く不遇の時代を過ごした31歳のマキネンは、オリオールに20秒もの大差をつけて優勝を飾っている。
WRC / Rd.8 / Rally Finland / 
1994.08.28