PORTFOLIO

SUBARU/STI MOTORSPORT
  • RACES
    WRC
  • ROUND
    Rd.2
  • DATE
    1994.03.04
  • CIRCUIT
    Portugal Rally
HIGHLIGHT
1994年第2戦ラリーポルトガル(ポルトガル)3月1日〜4日
「レグ1のターマックに苦戦するもサインツは4位」

サスペンションセッティングに苦慮したターマックのレグ1では#3 カルロス・サインツ(スペイン)は7番手と出遅れたものの、グラベルのレグ2では2本のSSを制して4番手に浮上。
レグ3でもステージベスト2本をマークする激しいプッシュを披露した。

これを支えたのがチームの対応能力の高さだった。
サインツはサービスごとにセット変更を要求、その内容もフォーミュラカー並みのミリ単位での車高調整であったが、チームは限られた時間の中でそのリクエストに対応、サインツを表彰台まであと1歩のところまで押し上げた。

#5コリン・マクレー(英国)も4本のステージでベストタイムをマークし、5位のポジションにつけていたが、SS25でパワステからのオイルリークでハーネスが炎上、リタイヤとなった。

また、ポルトガルからピレリはパンクしても走れるムースタイヤを投入、EMI(エミ)と名付けられたこのタイヤはドライバーにも好評で、アクロポリスなどでの有効性が期待された。
WRC / Rd.2 / Portugal Rally / 
1994.03.04