PORTFOLIO

SUBARU/STI MOTORSPORT
  • RACES
    WRC
  • ROUND
    Rd.10
  • DATE
    1997.08.31
  • CIRCUIT
    Rally Finland
HIGHLIGHT
1997年第10戦ラリーフィンランド(フィンランド)8月29日〜31日
「エンジントラブルから抜け出せないスバル勢、2台ともリタイヤ」

1000湖ラリーからラリーフィンランドへと名称は変わったが超高速ラリーである事に変わりはなく、フライングフィン絶対優位な競技となる。

#3コリン・マクレー(英国)と#4ケネス・エリクソン(スウェーデン)はメインとなるステージが続くレグ2での出走順を考慮し、あえてレグ1でのペースを落とし、マクレー5番手、エリクソン7番手でレグ1をフィニッシュし、レグ2に備えた。

しかしレグ2最初のSS5でマクレーのマシンにエンジントラブルが発生。
そのままリタイヤを喫し、スバル陣営に暗雲が立ち込め始める。

エリクソンはその後SS11まで好タイムを連発し4番手まで浮上していたが、SS12でエリクソンのマシンにもエンジントラブルが発生しリタイヤとなっている。

ニュージーランドでマクレーのマシンに発生したトラブルと同じカムギアを駆動させるプーリーの破損が原因であった。

スバルは次戦までにその破損原因の解明と対策処置が何よりも急務となった。
WRC / Rd.10 / Rally Finland / 
1997.08.31