• SUBARU / STI 2025年ニュルブルクリンク24時間レースに参戦
STIからのお知らせ
2025/05/22

SUBARU / STI 2025年ニュルブルクリンク24時間レースに参戦

SUBARUのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル*1は、2025年6月19日から6月22日にかけてドイツで開催される第53回ニュルブルクリンク24時間レースに、WRXをベースとする車両で参戦します。このチャレンジは2008年以来、今年で18年目の挑戦となります。

SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2025は2.4L直噴ターボエンジンを搭載し、2.0L以上2.6L未満のターボ車がエントリーする「SP4T」クラスに参戦します。
ゼッケン番号は2024年のSP4Tクラス優勝獲得時と同じ、また末広がりで縁起の良い88番でクラス優勝および総合順位上位を目指します。

全長約25km、高低差約300mと起伏が激しく、天候も刻々と変化する世界一過酷と言われるコースで、「速く」かつ「意のままに操る」為に、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)を核として、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの基本レイアウトを活かした車両の開発、昨年にも増した信頼性向上および走りの進化を織り込んだ仕様にしています。

【SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2025 車両パッケージ】
熟成した基本パッケージ(AWD、専用足回り、レース用装備、フレキシブル思想の投入)
+SUBARU最新技術(2.4L直噴エンジン、SGPボディ)の組み合わせによる更なる深化。

・補剛関連:ショックアブソーバーリヤ上側に新パーツ「STIフレキシブルフロアバーリヤ」装着による操安性向上
・フレキシブルパフォーマンスホイール:インナーリム形状を2024年から更に改良
・空力関連:ダウンフォースをより効果的に得るため、ウイングステーと翼端板を新形状とし、フロアパネルを採用
・エンジン:エアリストリクター径の拡大による吸気効率と燃費性能の向上
・エキゾースト:エキゾーストマニホールドにインコネル材を使用し信頼性確保
・電装関連:小型リアデフ電動オイルポンプを採用し電装系負荷を軽減
2024年参戦車両をベースとし信頼性・耐久性、走行性能を熟成することで究極の運転が上手くなる車としています。

チーム監督は沢田拓也、車両開発をとりまとめる技術監督は渋谷直樹が担当します。
ドライバーは、カルロ・ヴァン・ダム(オランダ)、ティム・シュリック(ドイツ)、佐々木孝太、久保凜太郎の4名で挑みます。

また今年も全国のSUBARU販売店から選抜された8名のメカニックがチームに参加し、レースをサポートします。
販売店メカニックの海外自動車レースへの参加は、メカニックの技術力向上により、お客様にカーライフの「安心と愉しさ」をお届けすることを目的に1990年より継続しています。これまでに401名(~2024年)のメカニックがサファリラリー、WRC*2(世界ラリー選手権)、ニュルブルクリンク24時間レースで活躍してきました。

*1:スバルテクニカインターナショナル(株)(代表:賚 寛海、東京都三鷹市、略称:STI)
*2:World Rally Championship

【参戦車両】
車両名 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2025
全長 5,270mm
全幅 1,900mm
全高 1,390mm
ホイールベース 2,690mm
エンジン FA24 BOXER DOHC 16バルブ AVCS シングルスクロールターボ
排気量 2,387cc
車両重量 1,290kg
最高出力 280kW(380PS) / 6,000rpm
最大トルク 590Nm(60kgf・m) / 3,500rpm
エアリストリクター   φ41mm
トランスミッション 6速シーケンシャルギヤボックス+パドルシフト
クラッチ O.R.C 5.5インチマルチプレート
サスペンション フロント : ストラット / リヤ : ダブルウィッシュボーン
ブレーキ フロント:6ポット / リヤ:4ポット
ホイール BBS製18 x 11J
タイヤ FALKEN 280/680R18

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