• SUBARU/STI 2023年ニュルブルクリンク24時間レースに参戦
STIからのお知らせ
2023/04/18

SUBARU/STI 2023年ニュルブルクリンク24時間レースに参戦

SUBARUのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル*1は、ドイツ・ラインラント=プファルツ州アイフェル地方のニュルブルクリンクサーキットで開催される2023年4月21から23日にかけての予選レース、そして2023年5月20日から21日にかけて行われる第51回ニュルブルクリンク24時間決勝レースに、新型WRX S4をベースとする新型車両で参戦します。
このチャレンジは、2008年以来、今年で16年目の挑戦となります。

SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023は、新型2.4L直噴ターボエンジンを搭載し、2.0L以上2.6L未満のターボ車がエントリーする「SP4T」クラスに参戦します。
ゼッケン番号は惜しくもリタイヤを決断した昨年の挑戦を受け継ぎ114番でクラス優勝を目指します。


全長約25km、高低差300mと起伏が激しく、天候も刻々と変化する世界一過酷と言われるコースで、「速く」かつ「意のままに操る」為に、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)を核として、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの基本レイアウトを活かした新型車両の開発を行いました。

【SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023 車両パッケージ】
熟成した基本パッケージ(AWD、専用足回り、レース用装備)
+SUBARU最新技術(直噴エンジン、SGP)の組み合わせによる更なる深化。
<2022年までの熟成技術>
・280mm幅タイヤ+11Jホイール
・専用サスペンション
・AWD制御技術
・その他レース用装備

・2.4L直噴ターボエンジン
・SGPボディ

【部品の信頼性向上】
<2022年リタイヤ原因の対策>
フロントロアアームのボールジョイント大型化+ライフ管理の見直しによる耐久性・信頼性の向上
<マフラー開発>
マフラー大型化+レイアウト見直しによる走行音レギュレーション対策+空力改善(フラットフロア)

【走りの熟成】
SGPボディを活かすフレキシブルパーツの開発
<フレキシブルドロータワーバー>
ブラケットの軽量化と剛性バランスの見直し
<フレキシブルドロースティフナー>
カーボンシャフト化による軽量化と取り付け位置の検証


チーム総監督は辰己英治、監督は沢田拓也、車両製作のプロジェクトリーダーは渋谷直樹が担当します。ドライバーは、カルロ・ヴァン・ダム(オランダ)、ティム・シュリック(ドイツ)、山内英輝(日本)、井口卓人(日本)の布陣で挑みます。
また今年も全国のSUBARU販売店から選抜された8名のメカニックがチームに参加し、レースをサポートします。
販売店メカニックの海外自動車レースへの参加は、メカニックの技術力向上により、お客様にカーライフの「安心と愉しさ」をお届けすることを目的に1990年より継続しています。これまでに385名(~2022年)のメカニックがサファリラリー、WRC*2(世界ラリー選手権)、ニュルブルクリンク24時間レースで活躍してきました。
*1:スバルテクニカインターナショナル(株)(代表:平岡泰雄、東京都三鷹市、略称:STI)
*2:World Rally Championship

【参戦車両】
車両名 SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023
全長 5,270mm
全幅 1,900mm
全高 1,390mm
ホイールベース 2,690mm
エンジン FA24 BOXER DOHC 16バルブ AVCS シングルスクロールターボ
排気量 2,387cc
車両重量 1,290kg
最高出力 280kw(380PS) / 5,500rpm
最大トルク 590Nm(60kgf・m) / 3,500rpm
エアリストリクター   φ39
変速機 6速シーケンシャルギヤボックス+パドルシフト
クラッチ O.R.C 5.5インチマルチプレート
サスペンション フロント : ストラット / リヤ : ダブルウィッシュボーン
ブレーキ フロント:6ポット / リヤ:4ポット
ホイール BBS製18 x 11J
タイヤ FALKEN 280/680R18
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