• SUBARU/STI 2022年ニュルブルクリンク24時間レースに参戦
STIからのお知らせ
2022/05/24

SUBARU/STI 2022年ニュルブルクリンク24時間レースに参戦

SUBARUのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(*1)は、ドイツ・ラインラント=プファルツ州アイフェル地方のニュルブルクリンクサーキットで開催される第50回ニュルブルクリンク24時間レースに2022年5月7日から8日にかけての予選レース、そして2022年5月26日から29日にかけて、WRX STIをベースとする車両で参戦します。このチャレンジは、2008年以来、今年で15年目(*2)、3年ぶりの挑戦となります。

SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2022は、今年も2.0リットル以下のターボエンジン搭載車クラスである「SP3T」に参戦し、同クラスで7度目の優勝を目指します。 全長25km、高低差300mと起伏が激しく、天候も刻々と変化する世界一過酷と言われるコースで、「速く」かつ「意のままに操る」為に、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの基本レイアウトを活かしつつ、昨年から以下の性能を高めました。

【SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2022主な改良箇所】
・ タイヤサイズ、ホイールサイズの拡大によるグリップ&操安性向上
・ 燃料タンク大容量化と燃料制御最適化による一充填航続可能距離の延長
・ 車両重量1300kgに合わせたセットアップ最適化
・ 衝突防止警告システムの導入
・ テレメトリー通信レベル改善
・ 電動パワーステアリング採用によりドライバーの負担軽減

チーム総監督は、STIの辰己英治、監督は同社沢田拓也が担当。ドライバーは、カルロ・ヴァン・ダム(オランダ)、ティム・シュリック(ドイツ)、マセール・ラッセー(ドイツ)、佐々木孝太(日本)の布陣で挑みます。

また今年も全国SUBARU販売店から選抜された8名のメカニックがチームに参加し、レースをサポートします。
販売店メカニックの海外自動車レースへの参加は、メカニックの技術力向上により、お客様にカーライフの「安心と愉しさ」をお届けすることを目的に1990年より継続しています。これまでに377名 (~2019年)のメカニックがサファリラリー、WRC(*3 世界ラリー選手権)、ニュルブルクリンク24時間レースで活躍してきました。

*1:スバルテクニカインターナショナル(株)(代表:平岡泰雄、東京都三鷹市、略称:STI)
*2:コロナ禍における2020-21の不参戦を挟む 
*3:World Rally Championship

<SUBARU MOTORSPORT MAGAZINE NBR CHALLENGE 2022オフィシャルwebサイト>
https://www.subaru-msm.com/2022/nbr/

【参戦車両】
車両名 SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2022
全長 5,120mm
全幅 1,900mm
全高 1,395mm
ホイールベース 2,700mm
エンジン EJ20 BOXER DOHC 16バルブ AVCS シングルスクロールターボ
排気量 1,994cc
車両重量 1,300kg
最高出力 250kw(340PS) / 5,500rpm
最大トルク 461Nm(47kgf・m) / 3,000rpm
エアリストリクター   φ37
変速機 6速シーケンシャルギヤボックス+パドルシフト
クラッチ 小倉クラッチ製 メタルクアッドプレート
サスペンション フロント : ストラット / リヤ : ダブルウィッシュボーン
ブレーキ フロント:6ポット / リヤ:4ポット エンドレスパッドをセット
ホイール BBS製18 x 11J
タイヤ FALKEN 280/680R18
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