PORTFOLIO

SUBARU/STI MOTORSPORT
  • RACES
    WRC
  • ROUND
    Rd.7
  • DATE
    1992.06.25
  • CIRCUIT
    Rally New Zealand
HIGHLIGHT
1992年第7戦ラリーニュージーランド(ニュージーランド) 6月25日〜28日
「3台揃ってまさかのリタイヤ」

南半球に舞台を移したWRCニュージーランドラウンドは、#2アリ・バタネン(フィンランド)、#4コリン・マクレー(英国)、スバルオーストラリアのサポートを得た地元の雄#5ポッサム・ボーン(ニュージーランド)の3台体制で臨むことになった。

しかし、大幅なパワーアップを施したエンジンは、3台それぞれに悪影響を及ぼしていた。

まずは、マクレー車が早々とSS6でエンジンブロー。

久しぶりにファクトリーマシンに乗ったボーンは、レグ2を3番手で終え、レグ2でもSS7とSS8でベストタイムを記録し、彼のホームイベントでレガシィによる念願のWRC初優勝を獲るべくプッシュしたが、直後にエンジントラブル(ピストン破損)でリタイヤしてしまう。さらに、

バタネンもSS14で同様にエンジントラブルを起こし、ノーリザルトとなっていた。勝利に飢えるばかりにパフォーマンスアップを急ぎすぎたための結果だったと言えよう。
WRC / Rd.7 / Rally New Zealand / 
1992.06.25