PORTFOLIO

SUBARU/STI MOTORSPORT
  • RACES
    WRC
  • ROUND
    Rd.6
  • DATE
    1993.06.01
  • CIRCUIT
    Acropolis Rally
HIGHLIGHT
1993年第6戦アクロポリスラリー(ギリシャ) 5月30日〜6月1日
「速さを見せた2台はとも悪路の餌食に」

#10アリ・バタネン(フィンランド)が怪我から回復し、SWRTチームに戻ってきた。

しかも初日から他を寄せ付けぬ速さを見せ、SS1からSS5までステージベストを連取し、チームメイトの2番手#5コリン・マクレー(英国)に20秒の大差をつけてレグ1を首位フィニッシュした。
しかし、レグ2のSS21で転倒。そのままリタイヤとなった。

一方のマクレーは、ギヤボックスとデフの調子が悪い上にタイヤの摩耗が激しく初日はバタネンに続く2番手で終える。

しかし、レグ2のSS13で岩に激突。フロントサスペンションを壊して、スローしながら同ステージを進んだが、走り切ることができずリタイヤとなった。

8月のフィンランドで新型車両を導入することが決まっており、ヨーロッパラウンドでなんとか1勝を上げたかったチームは悔しがったが、レグ1で2台のレガシィが見せた速さは驚異的であり、そのパフォーマンスに自信を深めたのは間違いない。
WRC / Rd.6 / Acropolis Rally / 
1993.06.01