STI NBR CHALLENGE

 

2006

SUBARUインプレッサWRX STI spec Cで24時間を完走

英国のレーシングチーム、オートスポルティフ・レーシングGBがSUBARUインプレッサspec C(GDB型)をベースにエンジン出力向上を図ったレーシングカーを仕立てて第34回ニュルブルクリンク24時間レースに出場しました。ドライバーには、2003年英国F3チャンピオンで南アフリカ国籍の26歳、アラン・バン・デ・メルヴェ、英国ツーリングカー選手権レース出身の耐久レースマイスター、フィル・ベネット(英国)、ニュルの経験を見込まれたジョナサン・プライス(英国)に加え、SUBARUワールドラリーチームのクリス・アトキンソン(オーストラリア)がラインアップされました。SUBARUインプレッサ spec Cが出場するクラスは「SP6」(換算排気量3001~500cc)で、BMW M3などヨーロッパの強豪車と覇を競い合うことになります。公式予選は、ベテランのベネットがタイムアタックを担当し、9分48秒の最速タイムを記録しました。spec Cをベースにレース仕様の改造を加えた参加車両は、予選総合35位からスタートし徐々に順位を上げて行く計画でしたが、レース中盤および終盤にターボチャージャーのトラブルが発生。これの交換・修理のため、多くの時間をピットガレージでロスしてしまいます。このターボユニットは標準装備のものではなく、このレース用に準備したものでした。ただし、これ以外にメジャーなトラブルは一切なく、ドライバー達は口々にインプレッサspec Cの安定したハンドリングに満足していました。この年の24時間レースは、ニュルブルクリンクとしては珍しく天候が安定しており、終日ドライコンディションでレースは進行しました。
6月18日(日)午後3時、20万人もの観客が25kmコースの両脇を埋めた24時間レースが閉幕となり、WRブルーにペイントされ、イエローの六連星マークを両ボティサイドに付けたSUBARUインプレッサspec Cがフィニッシュラインをクロス。最終ドライバーとなったクリス・アトキンソンは、総合レースリーダーのポルシェ911GT3から46周遅れの総合116位、SP6クラス13位でレースを終えました。
WRCドライバーのアトキンソンは、「この週末の経験は僕にとって、とても素晴しいものでした。新しい経験のレースをエンジョイしました。また、このチームの一員になれたことに大変満足しています」と語っています。